今回はうさぎを飼育するうえで必要な、お世話とその頻度について説明していきます。
うさぎはとてもキレイ好き。なのに「うさぎって臭いんでしょ?」なんて質問をされることがあるのですが、そんなことはありません。生態上シャンプーは必要ありませんが、清潔を保っていれば特殊な匂いなどありません。
どんな生き物でも掃除を怠ると環境も体も汚れてしまいます。不衛生な環境では、ストレスも溜まり臭いも染み付いて、体調だって壊してしまいます。
人間だって快適な部屋で暮らしたいですよね?うさぎの健康を保つためにも、飼育環境の管理はきちんと行いましょう。
また、お世話とは環境を管理することだけではありません。体調管理や病気・怪我の防止策を考えることも含め、大切な命を守るための飼い主さんの責任、愛情の一つです(^^)
※こちらはあくまで目安です。妊娠中や子育て中などのデリケートな時期はそれに合った方法で行いましょう。
前回の記事はこちら↓
Contents
🥕うさぎの毎日のお世話とは?
いつでも新鮮なものを与え、いつでもキレイに…
食べ残したものは湿気を帯びてしまうのでそのままにはせず、毎日取り替えましょう。臭いの元となるトイレはいつでもキレイにしておきましょう。
☑ 食事の交換
☑ ペレット容器の洗浄
☑ 飲み水の交換
☑ トイレ砂の交換
☑ 運動の時間(部屋んぽ)
☑ 健康チェック
☑ 換毛期のブラッシング
🥕数日置きにお世話すること?
いつも清潔にしましょう
できれば全て毎日キレイにしたいところですが、できない掃除は数日おきに行いましょう。いつでも清潔にしておくことで病気の発生を防ぎます。
☑ 給水ボトルの洗浄
☑ トイレ容器の洗浄
☑ スノコの洗浄(交換)
☑ ブラッシング
給水ボトルはただすすぐだけでは汚れは取れません。スポンジや布などでの擦り洗いが必要です。
うさぎがトイレ以外の場所で排泄してしまう場合、木製のスノコは洗うと乾燥させるまでに時間がかかりますので、替えを用意しておくと良いでしょう。
🥕月に数回必要なお世話とは?
周囲の掃除と爪切りも…
お休みの日など時間に余裕のある時にはケージとその周りもキレイにしましょう。普段は忙しくて出来ないお世話を月一度と目処にしておくと良いでしょう。
☑ケージの洗浄
☑ 爪切り
ケージも排泄物や抜け毛などで意外と汚れてしまいます。最低でも月に1度は洗うようにしましょう。換毛期やスプレー行為をする場合は洗う頻度を増やしましょう。
うさぎの爪を自宅で切ってあげられない場合、無理はせず病院やグルーミングへ行く時に専門の方にお願いしましょう。
🥕季節の変わり目に考えるべきことは?
次のシーズンに向けての準備をしましょう
夏と冬では必要なものが変わります。うさぎが初めて迎える季節だと、持っていないものは買い足さなければなりません。季節に応じた対策をして寒暖をしのげる環境を整えましょう。
☑ 飼育環境の見直し
☑ 健康診断
うさぎが元気で病院に行く機会がなくても、最低でも半年に一度は病院で診てもらうようにしましょう。
🥕まとめ
やるべき事がたくさんあって忙しい中でのうさぎのお世話、臭いといわれないためにはきちんと環境管理を行いましょう。うさぎの飼育本やうさ飼いさんの経験談など…たくさんの情報を得て、自分なりに掃除の仕方を工夫できると良いですね。うさぎがいかに清潔に快適に過ごせるかを考えましょう。